世界三景「寒風山」。秋田県男鹿半島から観る絶景。

秋田
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日本三景といえば「松島」「天橋立」「厳島神社」。

では世界三景といえば「フィヨルド」「グランドキャニオン」そして秋田の「寒風山」です。

日本に世界三景があるなんて意外ですよね。

今回はこの寒風山の紹介をします。

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場所

場所はここです。

秋田県西部の男鹿半島にあります。ここはなまはげでも有名ですが、ジオパークでもあり、山や海の豊かな自然を思いっきり楽しむことができます。

こちらについても公共交通機関はありませんので、車で行くことになります。

秋田駅から約1時間30分ほどとなります。長い直線が続く道ですのでスピードの出し過ぎにご注意ください。

世界三景の由来

なぜ寒風山が世界三景と呼ばれるようになったのでしょうか。

その理由は、地理学者の志賀重昴さんが大正2年(1913)9月に寒風山を訪れ、世界三景と賞されるほど風光明媚な山として紹介したことがきっかけのようです。

志賀さんは自身の著書の「日本風景論」で「山頂に円形なる旧火口あり、周囲一里あまり、全山輝石 安山岩より成る、沿岸は、日本海の怒浪岩石を撃ち、風光の跌宕なる東北に冠絶(飛び抜けて優れている)」と寒風山を紹介しています。

実際の様子

それでは寒風山に行ったときの様子です。

寒風山は標高355mの小さな山で、入口から一本道で山頂まで行けます。

山道にありがちなすれ違えないくらい狭い道路ではなくて、片道一車線の道路ですので、運転初心者の方でも行きやすい道かと思います。ただし、急カーブ等はありますのでスピードの出し過ぎに注意です。また、途中の路肩に駐車すると出るときに左右を確認しづらい箇所がありますので、一人で行くときはそこも注意した方がいいかと思います。

寒風山入口から15分ほどで山頂まで着きます。山頂付近にある駐車場に車を停めましょう。

そこから山頂までは歩いて5分ほどです。これは駐車場から山頂に向かうときの様子です。

これは山頂から駐車場を撮ったときの様子です。

山頂には「世界三景寒風山」の看板が。正直、世界三景が秋田にあるのは今回初めて知ったので、少数が言っているだけなんじゃないかと疑っていました。しかし、この看板を見て世界三景として認められている場所なんだなと実感しました。

それでは山頂にある展望台に入ってみましょう。

展望台内

中には有名人の色紙がいっぱい。メディアも多く訪れている場所のようです。大御所からご当地ヒーロー、海外の方まで。幅広い方々が来ているようです。

山頂にある建物には展望台があります。今回は展望台と展望台に登る途中にあるジオパーク展示室に行きました。他にもお土産屋、お食事処もあります。

まずは展望台。こちらは有料です。550円です。8時30分~17時までですので注意してください。

展望台の様子がこちらです。

展望はガラス張りになっていて自動回転しています。13分かけて一周するので、椅子に座りながらゆっくりみることができます。座りながらでも歩きながらでも自分のペースで楽しむことが出来ます。展望台から撮った写真がこちら。

寒風山はそこまで大きい山ではないですが視界を遮るものがないため、平地や海など360°見渡すことができます。行った日は少し雲がかかっていたため、遠くまではっきりとは観えませんでした。。でもこれが快晴ならもっともっときれいな景色が楽しめるでしょう。

ただ正直なところ、景色をガラス越しにみるため、若干うまく観えません。個人的には展望台の少し下にある広場から観る景色の方が好きでした。展望台からみえるこの場所です。建物の外に階段があるので、そこを登るとあります。

展望スペースから観た景色がこちら。ここでも色々な角度から景色を楽しむことができます。

展望台よりは少し低い感じはしますが、ここからの景色で十分満足できました。

展示コーナー

展望台は3階建てになっていて、2階が展示コーナーになっています。なまはげや昔の人々がどう暮らしていたか知ることができます。時間はそれほどかからないので、展望台に行ったついでに観るとよいでしょう。

なかなか内容も濃くて楽しく見学することができました。男鹿半島の歴史・文化について考える機会というのはあまりないですので、貴重な時間を過ごせます。

まとめ

本日は世界三景「寒風山」を紹介しました。

正直、世界三景かと言われると悩みますが、日本三景には勝るとも劣らない景色がみれました。

山頂からすべてを一望できる山も少ないと思いますので、男鹿半島に行った際はぜひ世界三景をみてみてください。また、男鹿半島のジオパークではドライブで絶景が楽しんだり、なまはげ館で実際になまはげを体験できたりします。なまはげが住むと言われる真山も男鹿半島にあります。

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