東北一周。移動距離2000キロ。やってわかったこと。

東北全域
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東北一周の感想

「東北一周」。

東北に生まれ育ったため、正直あまり興味を感じていなかったワードです。。

しかし、日本全国旅するなかで東北の魅力を再発見したくなり、車で一周してみました。

走り終えた感想は「グレートネイチャー東北」。大自然の魅力が半端なくて旅行というよりもアドベンチャーという感覚でした。普段の生活に戻れるか不安になるくらいの別世界が広がっていました。

今回はこの東北一周をして分かったことを、関東や近畿などの旅行との特徴の違いという観点で紹介したいと思います。

走ったのはザックリこんな感じです。観光スポットを大体回るように計画しましたが、行った事がある場所や仙台から日帰りで行ける場所は外したので、内陸部や南東北は少なめです。

移動距離2000キロでした。

本当に東北一周するならいわき方面も追加になるので、総距離は2200キロ程度になると思います。さらに下北半島も入れると2500キロ程度になるかと思います。

東北旅のポイント

東北一周は最低5日以上。東北以外の方は6泊以上

私は今回4泊5日で回りました。東北は内陸部を走る東北自動車道以外はほとんどが無料高速なので、お金をかけなくてもかなりのスピードで移動することができます。

ただし、5日だとかなりきついです。単純に1日400キロ運転することになります。朝の6時に出て宿に夜中に着く。途中寄りたい場所が出てきても、常に移動時間と観光との兼ね合いを考えながらの旅でした。仙台に住んでいるので東北までの移動を省けるし、奥入瀬渓流やいわきなどの魅力的な箇所に行かなくてもこれだったので、東北以外から来る方が東北一周する場合は最低6日以上、できれば7日以上あったほうがいいでしょう。

移動は車がよい

今回は沿岸部だったのでとりわけそうだったのですが、車の方がいいでしょう。電車やバスでも移動できますが、最大のネックは本数の少なさになります。さらには観光地が分散しているので、移動にかかる時間も多くなります。

県内最大の駅である秋田駅や青森駅、世界遺産中尊寺のある一関駅の時刻表です。この時刻表には乗っていない電車もありますが、かなり本数が少ないことが分かるでしょう。

次に山形の観光地のひとつである米沢市一番の観光名所である上杉神社前のバス停の時刻表です。

他にも近くにバス停はありますが、同じくかなり本数は少ないです。

公共交通機関でストレスなく観光できるのは、仙台市、会津若松市、盛岡市、中尊寺近辺くらいかと思います。公共交通機関を使う場合、乗る電車やバスの時間はあらかじめ計画しておいた方がいいです。

ただし、三陸鉄道の「こたつ列車」、JRの「五能線」や「SL銀河」など公共交通機関の移動自体を楽しむこともできますので、旅の目的に合わせた交通手段を選びましょう。

天気に左右されやすい

都市部の歴史的名所や博物館なども面白いのですが、正直規模は西日本よりも小さいです。東北らしい穏やかさを感じたい方はいいと思いますが、インパクトを求めてはいけません。

東北最大の魅力は大自然だと思います。これは日本どころか世界レベルの素晴らしさです。

私の印象ですが、北海道に似ているのだけれども、北海道は広大で人当たりがいい自然というイメージで、東北は壮大で人見知りするけどとんでもないものを持っている自然というイメージです。

山と海が作り出す雄大な大地は、美しすぎて神秘的すぎます。

しかし、海と山って天気で景色が大きく違うんですよね。この写真は日本一の海岸美と評される「北山崎」ですが、若干曇っていただけで海の色がかなり薄くなってしまいました。。

反対に快晴に恵まれた「不老ふ死温泉」。絶景です。

山は海と同じかそれ以上に天気に左右されます。津軽富士と言われる岩木山(本当に富士山かと思えるくらいの立派な山です)や鳥海山も立派な山ですが、雲がかかっていることも多いです。

夜の楽しみが少ない

単純に夜にご飯を食べられるお店が少ないということです。チェーン店の居酒屋で飲むか小料理屋を探して飲むか。吉野家でもいいやと思っても、探さないと見つかりせん。

さらに東北の人は静かな方が多いので、居酒屋で地域の方とおしゃべりしながら美味しい郷土料理を食べるという楽しみ方は他地域よりもしづらいのかなという印象です。話しかけるとすごい人懐っこいんですけどね。東北の夜を楽しみたかったら事前に情報を仕入れていくことをお勧めします。

あと、ゲストハウスが少ないので、宿はビジネスホテルがメインになります。

その代わり、いい温泉は多いので、東北の夜を楽しむなら温泉旅館でゆっくりというのがいいでしょう。

グルメを楽しむ

これは他地域でも一緒ですが、大事なポイントです。

市場の海鮮は驚愕の美味しさですし、郷土料理は他地域にはない特徴があってかなり楽しむことができます。ただ、東北の方はこの魅力ある料理が当たり前だと思っているのかあまりアピールしてきませんので、情報を察知して積極的に食べにいきましょう。

まとめ

以上、東北旅の特徴をまとめてみました。

東北はちょっと苦労してでも普段みれないものを求めて来る場所という、ちょっと旅慣れている方向けの旅先かと感じました。個人的にですが、初めて来る方は仙台(松島・塩釜)、会津若松、中尊寺あたりがおすすめです。

東北旅を楽しむポイントは、複数人でドライブ旅、宿は温泉旅館。さらには、祭りに合わせると最高でしょう。

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