雨の日の徳仙丈山。日本一のツツジの名所。

宮城
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日本の花といえば、桜が有名です。しかし、桜が散った後でも綺麗なお花見ができる場所が宮城県にあるのを知っていますか。5月中旬から下旬に見頃を迎えるツツジです。

宮城県気仙沼はこのツツジの日本一の名所といわれる「徳仙丈山」があります。

50万本ものツツジが赤く染めている山を歩くことができ、その広さは約東京ドーム10個分にもなります。

今回はこの徳仙丈山に行ったら、たまたま雨だったのでそのときの様子を書きたいと思います。

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場所・行き方

こちらは山になりますので、車で行くことになります。ツヅジが咲いている登山口も結構標高が高いので、自転車や徒歩で行くのはおすすめしません。バスは通っていません。タクシーの場合、JR気仙沼駅から片道4,000~5,000円になります。ただし、ツツジシーズン(4~6月)は宮城県タクシー協会気仙沼支部で貸し切りプランをしており、大人数だと幾分安くなります。

徳仙丈山の様子

装備、体力に不安があっても十分楽しめる

徳仙丈山は山に咲くツツジをみる場所のため、登山口から入ることになります。とはいっても、山頂まで登山道は整備されているため、登山装備は必要なく普通の格好で十分楽しむことができます。

私も普通のスニーカーで行きましたが、問題なく登れました。

また、登山というと体力面での心配もあるかと思いますが、徳仙丈山は入口からツツジが満開であるため、最初少し観るだけでも満足できます。また、山頂まで登る場合も勾配はそれほどない道が続くため、登山というよりは散歩感覚で登ることができます。私が行った時も杖をついた高齢な方も来てましたので、誰でも安心して行くことができます。

雨の日の登山道の様子

登山口入口はこんな様子です。

入口から両端をツツジが埋めていることがわかります。雨の日だと道がぬかるんでいるのではと思いますが、徳仙丈山の登山道はすごく整備されているため、水たまりもぬかるみもほぼなくて、晴れの日に近い感覚で歩けます。

例えば、街中で道路を歩く場合、雨の日は多少濡れますが、そこまで気にしないと思います。それと同じような感覚です。むしろ徳仙丈山よりも道路を歩く方が濡れるかもしれません。

道幅は傘をさして歩いても、一人なら全く問題なく、二人並ぶと場所によって通れたり通れなかったりしする程度の広さです。そのため、すれ違う時は多少配慮は必要です。しかし、二人で行ったけど、黙々と歩くだけで一緒に楽しめなかったということにはならない程度の道幅はありますし、途中、道が大きく広がる場所や展望台があるので、雨の日に複数人で行っても十分楽しめますので安心してください。

第一展望台までの道

ここからは実際に登った様子です。私は時間の関係で第一展望台までしか行けませんでしたので、そこまで紹介します。

登山口に入ると、最初はツツジもみつつ、道を少し出ると緑がある場所も広がっています。

登り始めてから10分ほど歩くと、一目で分かる素晴らしいツツジがありました。山ツツジの女王エリザベスです。この花は他の花よりもピンク色が非常に強くて鮮やかです。これをみるだけでも徳仙丈山に来る価値はあります。写真だと分かりづらいですが、高さも2mはあったかと思います。幅も広くインパクトもかなりあります。

ちなみに徳仙丈山はヤマツツジとレンゲツツジが咲いています。今回は5月中旬に行ったのですが、レンゲツツジはまだ咲いてなかったです。

ここから第一展望台までは写真のようなツツジが続きます。

そして、登山口から15分ほど歩くと第一展望台に着きます。体力的には十分に余裕がある形で行くことができます。

第一展望台からは、よく写真で使われるあの見渡す限りのツツジが観れます。ここはツツジの全国屈指の撮影スポットになっています。

青空のなかみれないのは残念ですが、雨でもやはり圧巻のパノラマでここまで来てよかったなと思えました。

反対側は、徳仙丈山からのパノラマ展望図ということで気仙沼の山々がみれるはずなのですが、天候が悪くてみれませんでした。ここからの様子は晴れの日に行った時にまた紹介します。

そして、第一展望台から続く道は写真のようになります。この先は人の高さ以上のツツジが創るツツジのトンネルがあります。そこに続く道はウッド状になっていて、ふかふかですが、ぬかるみはないというかなり造りのいい道になっています。

まとめ

徳仙丈山は雨の日でも十分楽しめます。雨でも仙台から行ってよかったと心から思えました。見渡す限りの赤いツツジは圧巻ですし、近くからでも遠くからでもすごく綺麗です。花見と言えば、桜が有名ですが、東北の方は5月にツツジも十分に楽しめます。私の感想では、一目千本桜と同じくらい見どころのあるスポットでした。そのすごさの割にはあまり有名ではないので、穴場スポットだと思います。

ちなみに宮城の千本桜の記事は過去に書いたので、もし時間があったら合わせて読んでいただけると嬉しいです。(記事はこちら→白石堤一目千本桜みなみかた千本桜)

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