今回は宮城・閖上の赤貝を紹介します。
閖上の赤貝は「日本一」といわれています。赤貝は閖上のものしか使わないという寿司屋も多く、あの銀座の名店「すきばやし次郎」でも使われています。
今回はこの赤貝と、銀座では高くて手を出せないような赤貝が宮城だと格安で食べられるお店があるので紹介します。
閖上の場所
閖上は名取市にあります。
仙台駅から車で40分程度です。電車で行く場合、JR名取駅で降りてタクシーかバスで行けます。
名取は現在都市化が進んでいる地域で、仙台に勤めている方も数多く住んでいる街です。
閖上の赤貝
閖上の赤貝はなぜ美味しい
閖上の赤貝が美味しい理由は、やはり世界三大漁場である三陸沖の影響です。三陸沖調べれば調べるほどすごいな。東北の海鮮は日本どころか世界に誇れますね。また、この閖上は奥羽山脈や阿武隈山地からの水も流れてきています。海から山から栄養分が沢山集まっている地域なんです。
そのため、この海域には赤貝の餌であるプランクトンが豊富にあり、また、北の冷たい海により赤貝が繁殖しやすい環境にあります。つまり、赤貝が育ちやすい環境が整っているのですね。実際に閖上の赤貝は他県のものよりも旨味成分、栄養が高いのだそうです。
赤貝の旬
赤貝の旬は9~6月。なかでも冬~初春が美味しいです。赤貝は初夏から夏にかけて産卵をするので、産卵後の夏は身が細くなってしまいます。その後、赤貝は冷たい水のなかで栄養を蓄えて身を肥やしていき、また産卵の時期に備えていきます。そのため、冬の赤貝は身が厚くて美味しいです。
赤貝が食べられる場所
この閖上の赤貝は超高級食材として知られており、豊洲だと赤貝の値段はキロ5000円とも言われています。また、東京の高級寿司屋で食べると1貫2000~3000円もします。そんな高いお金払えないという方も宮城に来れば、格安でこの赤貝を食べることができます。格安といっても高いのですが、それでも都内で食べる半額以下です。
一軒目はここです。
「漁停浜や」は、閖上の赤貝を食べたいといえば真っ先に名前が挙がってくるお店です。
赤貝の刺身から、赤貝丼まで。なかでも赤貝丼は7~8玉分の赤貝をこれでもかと乗せた贅沢などんぶりです。東京でこれだけ赤貝を使うと1万円以上します。それを3000円切る値段で食べることができます。
二件目はこちら。
「若草寿司」は名取でも有名なお寿司屋さんです。
こちらでも閖上の極上赤貝を格安で食べることができます。
三件目は通販のお店です。
宮城まで来れない方でもぜひ買ってみてください。
「閖上マリン水産」は閖上赤貝の正規専門店で、色々な種類の閖上赤貝を購入することができます。
ぱっと見高く見えますが、はっきり言ってこの値段なら安いと思えるほどの美味しさです。赤貝好きはぜひ買ってほしい。
また、普通の赤貝だと量が多すぎて食べきれないという方は塩漬けも売ってます。賞味期限は180日と大分長いため、ゆっくりと楽しむことができます。
まとめ
今回は日本一といわれる閖上の赤貝と、その赤貝を格安で食べられる場所・方法をご紹介しました。実は、宮城に住んでいる方でも閖上の赤貝が日本一だというのは知らない方も多いです。ですが、この味は一旦食べたら感動ものですのでぜひ一度食べてもらいたいです。
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