青森県西部にある「鶴の舞橋」。
ここの写真を撮るため、全国から観光客はもちろん写真好きの人たちも集まっているそうです。
今回は、この鶴の舞橋を紹介します。
場所
場所はここです。
青森県西部つがる市の近くにある鶴田町にあります。
車で行く場合
青森市や弘前市から約1時間となります。基本的に走りやすい道ですので、運転初心者の方でも安心して行くことができるかと思います。駐車場も広いです。ここも行くなら車がおすすめです。
公共交通機関で行く場合
青森県西部の鶴田町にあります。
最寄り駅はJR五能線「陸奥鶴田駅」。青森駅から約1時間、弘前駅から約35分で着きます。ただし、電車の本数が少ないので事前に確認することをおすすめします。
陸奥鶴田駅からはタクシーで10分ほど。約2,000円ほどかかります。いない場合は、鶴田町のタクシー0会社(能率タクシーまたは鶴田タクシー)に電話してみてください。
距離は約6キロなので、なかにはウオーキングがてら歩いていく方もいるそうです。途中大河ドラマ「いのち」のロケ現場になった鶴田町歴史文化伝承館(旧・水元小学校)があります。戦前の昭和11年築の木造校舎であり、閉校後の現在は歴史や文化に関する展示室になっております。
実際の様子
富士見湖パーク
鶴の舞橋は、富士見湖パークにあります。
静かで少し上品な雰囲気が広がる公園で広場やアスレチックスペース等もありますので、家族連れで楽しむことができます。人もそんなに多くないので、思い思いのペースで楽しむことができるでしょう。
歩道も整備されており、ゆっくり散歩を楽しむこともできます。写真を撮りに来た方や年配の方でも色々な場所で楽しむことができるでしょう。公園もかなり広くて1周するのに1時間近くかかると思います。
鶴の舞橋
この富士見湖パークにあるのが「鶴の舞橋」です。
ここは女優・吉永小百合さんが出演するJR東日本「大人の休日倶楽部」の広告で一躍有名になりました。
鶴の舞橋ができたのは実は平成になってから。1994年に造られました。鶴の舞橋がかかっている津軽富士見湖はかんがい用のため池として江戸時代から使われていましたが、この橋自体は比較的新しいのです。
長さ300mの日本一長い木造の橋となっています。
では、実際に鶴の舞橋を歩いた様子をご紹介します。
木造の橋ではありますが、造りはしっかりしていて歩いている途中に橋がきしむなどは全くなく快適に歩くことが出来ます。それでいて木材特有の柔らかいぬくもりを感じる事もできて、リラックスして歩くことができます。雲がなければこの橋の向こう側に津軽富士と言われる「岩木山」がみえるのですが、今回は雲がかかっていて見えませんでした。岩木山は非常に立派な山で、本当に富士山のように見える山なので、青森に訪れた際はぜひみてほしいです。
橋の途中からみえる湖も綺麗で、癒されます。鳥の鳴き声も聞こえてきて、少し優雅な雰囲気で橋を渡ることができます。
途中、2か所ほど踊り場もありますので、そこでゆっくりと湖を眺めることもできます。写真のとおり、人もさほど多くないので自分が撮りたい写真をじっくり撮ることもできます。吹き抜けの風が気持ちいいです。
短歌を入れる場所もありました。平成になってから造られた橋ですが、ここを歩いているとそんなことは忘れて、ずっと昔からあった橋のように感じられます。平安時代からあったと言われてもそんな気がしてくる場所です。ぜひ、鶴の舞橋を歩きながら歌を考えてみてください。きっといい歌が生まれると思います。津軽富士見湖は白上姫と清水城主の悲恋物語の場。今から約600年ほど前の出来事であります。この物語の概要もこの橋上にありますので、ぜひみてみてください。
この鶴の舞橋ですが、写真がよく撮れるビュースポットがあります。そこから撮った写真がこれ。
いまいちうまく撮れてないですが…
ここは富士見湖パークの丹頂鶴自然公園側にあります。富士見湖パーク側から橋を渡り、渡り終えたら左曲がって50mほど歩けばあります。撮影スポットとかかれているので迷うことはないでしょう。
今回は、天気がいまいちであまりいい写真ではなかったですが、天気がいいとこんな写真が撮れるようです。
岩木山に湖に映る逆さ富士。そこに木造三連太鼓橋がかかり、非常に神秘的な日本らしい風景が広がっています。この風景は、雲や時間など条件がそろわないとみれないですが、観れたときの感動は格別かと思います。私もいつかみてみたいです。
まとめ
今回は日本一長い木造三連太鼓橋「鶴の舞橋」を紹介しました。東京からだと行くのに時間がかかりますが、この風景をみて写真を撮りたいと思った方はぜひ行ってみてください。
観光時間がそこまでかかる場所ではないので、ここを主目的にするほどのおすすめはしませんが、弘前の桜や白神山地トレッキングと合わせて訪れるといいかと思います。青森で少し上品な和の空気を感じてはいかがでしょうか。
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