宮城の千本桜といえば、「日本のさくら名所百選」にも選ばれた県南の柴田町にある「白石川堤一目千本桜」が有名です。
でも実は宮城にはもう一か所千本桜があるんです。しかも白石川堤一目千本桜に負けず劣らずに綺麗な千本桜が。今回はそこを紹介したいと思います。
それは宮城の県北登米にある「みなみかた千本桜」です。
場所はここです。
東北自動車道・古川ICより車で30分、三陸縦貫道・登米ICより車で20分です。
残念ながら、公共交通機関でいくことはできません。車になります。でも、ここは車で行くには最高のお花見場所なんです。
なんで車で行くといいかというと、ドライブしながら千本桜を楽しめるんです。道路の両脇に立つ桜並木が作る桜のトンネル。そしてこの道はなんと約6キロも続きます。
これだけ長い桜のトンネルがある道はなかなかないのではないでしょうか。
さらに片側1車線で交通量もさほど多くなく、所々路肩があるので、ゆっくりドライブしたり、途中車を停めて桜を眺めることもできる場所なんです。
なぜこれほど見事な桜なのに交通量が多くないのか。それは、この道の作りにあると思います。
ここは車でしか来ることができませんが、さらに言うと、お花見をできる場所もありません。近くに駐車場がなくて、シートを広げて座れるような場所もないんです。
なのでここでのお花見はドライブのみ。しかも片側1車線なので混むポイントもない。だから混雑する要因がないんです。
他の桜の名所に行くと車を停めるのに何十分も待ち、場所取りも大変というところが多いですが、ここはそれがないんです。気持ちよく桜のトンネルを走ることができる。人ごみのストレスなく桜を楽しめる。
走っているとかなり気持ちいいです。桜がきれいでテンション上がります。ここはもっと有名になってもいい場所だと思います。立地や周りの地形などの様々な要因で気持ちよく車からお花見できる最高の場所になっている。それがここ「みなみかた千本桜」です。ぜひ色々な方に行ってもらいたいです。
また、この道の一本西隣にも桜並木の道があります。こちらは桜が片側だけですが、その分開放的な道でより快適なドライブが楽しめます。
桜を観たら、登米の仙台牛や米なども食べてみてください。仙台牛は実は「日本一品質がいい」と言われる牛肉ですし、米も江戸時代に「江戸の消費米の3分の1は仙台米」と言われるほどの品質で、すごく美味しいんです。
宮城の県北登米も面白い土地ですよ。
ちなみにもうひとつの千本桜である白石川堤一目千本桜の記事も書いてます。こちらも観ていただけたら嬉しいです。
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