船岡城址公園と白石川堤一目千本桜は一緒に観よう

宮城
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桜の季節ですね。

宮城県にも桜の名所は沢山ありますが、そのなかでも一番有名なのが「船岡城址公園」と「白石川堤一目千本桜」です。

これらは宮城県では唯一「日本のさくら名所100選」に選ばれています。このふたつの名所は別々に書かれることが多いため違う場所のように見えますが、実は「しばた千桜橋」という歩道橋でつながっていて一緒に観ることができます。

しばた千桜橋の場所はここです。橋の南側が船岡城址公園、北側が白石川堤一目千本桜となります。

場所は宮城県柴田町。仙台駅からJR東北本線で30分ほど行ったところにある船岡駅で下車して、一目千本桜には北口から5分、船岡城址公園には南口から10分ほど歩けば着きます。また、一目千本桜は大河原駅からも行くことができます。

車で行く場合は船岡城址公園南東側入口に無料駐車場があります。山頂の駐車場は桜の季節は空いていませんでしたので注意してください。10時過ぎには埋まりますので早めに行くことをおススメします。

私のおススメの回り方を紹介します。

まずは船岡城址公園に行きましょう。一目千本桜は約8キロと長いため、全て観るのは現実的ではありません。そのため、まずは船岡城址公園を回ってから、体力を考えつつ一目千本桜を観たほうがいいです。

船岡城址公園は明治維新の時まで柴田氏が居城していた城跡です。頂上までは写真のような緩い坂を5~10分ほど歩きます。桜を見ながらゆっくり歩くため全然きつくないので体力面は心配ありません。

頂上に着くと、船岡城址公園の正門と広場があります。

いつもならここが花見スポットになっています。

そしてこの門の奥側には、山頂まで続くスロープカーがあります。片道4分ですが、桜の季節には人気で数十分待ちとなります。スロープカーからの眺めはまるで桜のトンネルを抜けるようで、普段なかなか味わえない景色を観れるのではないでしょうか。山頂には高さ24mの船岡平和観音像も立っています。

「しばた千桜橋」にはスロープカー右側にある駐車場の脇からに行くことができます。

「しばた千桜橋」に行く途中、山本周五郎作のNHK大河ドラマ「樅の木は残った」のゆかりの場所があります。(そのことを知らなくて、左端に少し映るだけになってしまいました…)

ここから一目千本桜を綺麗に撮ることができ、人気のフォトスポットになっています。蔵王連峰の雪山と桜並木。冬から春の移り変わりを感じられる絶景ポイントです。また、写真の右下に映っているのが「しばた千桜橋」です。展望デッキから一本道を降りていくと、この橋に通じています。橋の上からは電車と桜の写真が綺麗に撮ることができて、カメラを持った人たちが沢山います。

橋の上からの写真はこんな感じになります。(電車は走ってないですが…)

この橋を抜けると、一目千本桜です。

一目千本桜は約100年ほど前に、大河原町出身の実業家高山開治郎氏が「生まれ故郷の白石川堤に美しい桜並木を」との願いを込めて、1200本の桜の苗木を町へ寄贈して誕生しました。現在は毎年県内外から多くの観光客が訪れています。

着いたら遊歩道をゆっくり歩いてみましょう。整備が行き届いているため、快適に歩くことができます。遊歩道は土手のほかに川沿いにもあります。どちらも楽しめるので好きな方を歩きましょう。

今回は宮城県の桜の名所「船岡城址公園」「白石川堤一目千本」を紹介しました。

思いっきり桜を楽しめる場所なので、ぜひ行ってみてください。

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