中尊寺・平泉が世界遺産なのは、東北一の歴史的名所だからです。

岩手
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今回は中尊寺・平泉の歴史と平泉に着いたらまず行くべき場所を紹介します。

なんで歴史を紹介するのって思う方もいると思いますが、中尊寺・平泉は歴史を知ると10倍、100倍面白い場所だからです。

私事ですが、中尊寺は中学校、高校、大学、社会人と人生のカテゴリーごとに訪れている場所ですし、東北に住んでいる方ならよく行く場所だと思います。でも、実はそれほど強烈な思い出がある場所ではないんですよね。確かに東北の歴史的名所だけど、なんかインパクトに欠けるというか、京都の清水寺や鎌倉の鶴岡八幡宮のように「あぁ~行ったなぁ!」という強い思い出がないのです。確かに行った事あるけど…で終わっているんです。

でも、歴史に思いを馳せながら建物や街を散策すると、めちゃめちゃ面白い場所だと気づきました。今回はそんな中尊寺・平泉を訪れる前に知っておきたい歴史・場所を紹介します。

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奥州藤原氏は日本最大級の勢力だった

この中尊寺・平泉の時代というのは、東北が日本列島のなかで中央に並ぶ勢力を持っていた唯一の時代なんですね。大げさに言うと、平安時代に京都に並ぶ文化を持っていた場所が東北にあったんです。それがここ平泉なんです。

今でこそ日本といえば、北海道から沖縄までを日本といいますが、平安時代初期の日本といえば、京都を中心に関東くらいまでを指し、そこから北は未開の地とされていました。

先住民は住んでいましたが、あくまで先住民。そのため平安時代というのは、京都を中心とした日本人が、東北地方を制圧するために東北に多くの人材を派遣して、東北を制圧して領土を拡大し、日本の一部にしようとしていた時代なんですね。

今の感覚でいうとしっくりこないですよね。今でいうと地球が京都で、火星が東北みたいな感じでしょうか。よく分かりませんねw

そのため、東北というのは中央から一歩遅れた存在であることが普通でした。

ですが一時突然変異が起きました。中央から派遣されてきた一族のひとつである藤原氏が長い年月をかけて東北で徐々に力を付けていった結果、京都に並ぶ存在になったのです。

藤原氏の全盛期はおよそ100年。

ちなみにこの奥州藤原時代以外に東北が日本列島で主役になったのは縄文時代のみです。

中尊寺観光の前に行くべき場所

中尊寺から1キロほどの所にある金鶏山。藤原氏はこの金鶏山を中心に半径2キロほどの地域を中心に極楽浄土を作ろうとしました。世界遺産となっているのはこの地域が中心です。

ちなみに観光するときは徒歩で全てを回るのは結構厳しいため、平泉駅で自転車を借りて回るのがいいでしょう。

この観光の前にぜひ行ってほしい所があります。それが平泉文化遺産センターです。

場所はここです。

平泉駅からは徒歩で15分程度。車でも行けて無料駐車場があります。

ちなみに館内も無料です。

平泉文化遺産センター

ここは無料とは思えないほど、設備が充実していてかなりオススメの所です。ここに来ると来ないでは平泉観光の面白さが大分変るでしょう。

館内は当時使用していた物も展示しているのですが、なによりもすごいと思ったのは、説明がわかりやすい。平泉についてはちょくちょくは知っていましたが、この中の説明パネルを読んでいるだけでネットではなかなか分からないことが色々と理解できます。

例えば入口にあるパネル。分かりやすい説明がコンパクトに書かれています。

さらには松尾芭蕉が歩んだ道のりも。

松尾芭蕉も中尊寺を訪れていたんですね。中尊寺は平安時代末期に建てられ、松尾芭蕉は江戸時代の人なので、松尾芭蕉からみると、中尊寺は約500年ほど前に建てられた建物になります。

我々2020年代の500年前というと、1520年。室町時代です。織田信長も生まれていません。当時の松尾芭蕉はどんなことを感じていたんでしょうかね。

入口を抜けると、本格的な展示室になります。しかし、展示室内は撮影禁止のため写真はありませんが、平泉の歴史についてよく知れる場所なのでぜひ行ってみてください。見学時間は30分程度になると思います。金色堂がなぜ金色なのかの由来も分かりやすく書かれています。藤原氏は56億7000千万年後に復活するために金色にしたのです。どういう事?って思った方は、ぜひ平泉文化遺産センターに行ってみてください。(ネットでもすぐ見つかりますが)

まとめ

今回は中尊寺を訪れる前に知っておきたい歴史・場所を紹介しました。

中尊寺が東北にとって特別な場所なのは、当時の日本において一目置かれていた場所だったからであり、基本的に後れを取っている東北が強かった特別な時代だからです。

京都の表舞台の歴史も面白いですが、同時代に1000キロも離れた場所東北の地で起きていたことについて知るのも、また楽しい事だと思います。

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